ダンテ店長コラム:ゴロゴロ、ドーン。雷の日、うちの子どうしてる?犬が雷を怖がる理由と、ぼくが実践していること
こんにちは、イヌマルシェ店長・ダンテです。
ここ数日、急に空が暗くなって、ゴロゴロ……ドーン!って大きな音がしています。
東京では先週からゲリラ雷雨が続いていて、今日7月28日も午後から雷雨の予報が出ています。湿度も高くて、ぼく、なんとなくそわそわする日が続いています。
雷の日、皆さんのしっぽの家族、どうしていますか?
ぼく、じつは雷がちょっとにがてです。最初に聞いたとき「なんだこの音!」って体がかたまりました。おねえちゃんのコピタッツは、山で生まれ育ったから雷の音には慣れているのかと思いきや、ドーンって音がするたびにぼくのうしろにかくれてきます。ふたりでかたまってます。

犬が雷を怖がるのは、耳がよすぎるからなんです。
人間にとっても大きな音の雷ですが、人間よりはるかに耳のいい犬たちがびっくりしたり怖がったりしてしまうのは当然のことなんです。
ぼくたちの聴力は人間の約4倍あるといわれています。人間には聞こえない遠くの雷の音や、空気の振動まで感じ取ってしまいます。だから、雷が鳴る前から「なんかくる……」って体がそわそわしはじめるんです。
雷が苦手な犬は、雷の大きな音にパニックを起こしたり、その場から逃げようとしたり、震えたり、落ち着きなく鳴き続けたり、狭いところや暗い場所などに隠れようとします。
これは、おびえているサインです。「悪い子」でも「わがまま」でもないんです。ただ、こわいんです。
それから、保護犬や、社会化期に雷の音に慣れる機会がなかった犬は、とくに雷が苦手なことが多いといわれています。ぼくもおねえちゃんも保護犬なので、これはとくに気をつけてあげたいなと思っています。
雷の日に、家族にやってほしいこと・やってほしくないことがあります。
雷が苦手な犬に対しては、落ち着いた優しい声で話しかけたり体をなでてあげるなど、犬のそばにいてあげることが大切です。ただ、「大丈夫だよ!こわくないよ!」と過剰に反応するのはよくないって言われています。
犬は雷のときに怖がったら飼い主さんが優しくしてくれたということを覚えて「雷が鳴ると、優しくしてもらえる」と学習し、より怖がる行動をみせるようになることがあります。だから、大げさにあやすのではなく、「なんでもないよ」という顔でいつも通りそばにいてあげるのがいちばんです。
ぼくがやってもらってうれしかったことは、安心できる「基地」を作ってもらうことです。

窓が小さい、もしくは窓がない部屋に「基地」を作ってあげると、犬は落ち着きやすいです。クローゼットは狭くて周囲の衣類による防音効果という利点もあるので利用するのもいいでしょう。カーテンを閉めて稲妻の光が入らないようにするのも、ぼくには効果がありました。
ぼくのおうちでは、ゴロゴロしはじめたらベッドをクローゼットのそばに移動して、家族がそこでぼくとおねえちゃんのそばにいてくれます。暗くてせまい場所のほうが、なんか落ち着くんです。
遊びやおやつで気を紛らわしてあげるのもよいでしょう。ぼくは雷が鳴っているあいだ、好きなおやつをもらいながら家族といっしょにいると、少しずつ落ち着いてきます。
そして、できるだけ家族と一緒にいられると嬉しいです。
雷の日にお留守番をさせるときは、できるだけ安心できる環境を整えてから出かけてください。カーテンを閉める、テレビやラジオをつけておく、大好きなおもちゃをそばに置いておく。それだけで、犬の不安はずいぶんちがいます。
外で飼っている犬は、雷の日だけでもおうちの中に入れてあげてください。
ぼくから、ひとつお願いがあります。
外で飼っている犬の家族にとくに聞いてほしいんです。雷の日は、できれば家の中に入れてあげてほしいんです。
外にいる犬は、大きな音と稲妻の光から逃げる場所がありません。鎖やリードにつながれていたら、なおさらです。こわくてパニックになっても、どこにも行けない。ぼく、それを想像するだけで、とてもつらくなります。
パニックになった犬が鎖を引きちぎって脱走してしまうことも、雷の日には実際に起きています。雷と一緒にゲリラ豪雨が来ることもあります。濡れたまま外にいることは、体への負担もとても大きいです。
「外飼いだから」「家に入れるのはちょっと……」という気持ちもわかります。でも、雷の日だけでいいんです。玄関でも、廊下でも、どこかの部屋の隅でもいいです。屋根のある、壁のある、家族のにおいがする場所に、その日だけでも入れてあげてください。
それだけで、犬はずっとあんしんできます。ぼく、これだけはどうしてもお伝えしたかったんです。
犬にとって、雷の日は「においも変わる」って知っていましたか?
ぼく、鼻がとってもいいんですが、雷の前後って空気のにおいが変わるんです。オゾンというにおいで、「雨が来るまえの独特のにおい」のことです。ぼくたちはそのにおいで、雷が来ることを人間より先に感じ取っています。だから、雷が鳴り出すずっと前からそわそわしはじめるんです。「なんでもないのに落ち着かない」と見えるときは、もしかしたら雷が近づいているサインかもしれません。
そういう時は、犬にとって安心しやすい香りのボディケアスプレー・OKAERIを使ってみてほしいです。

これは、森の香りをイメージしたボディケアスプレーで、さわやかな森のにおいがします。雷がゴロゴロいっていて不安な気持ちになるとき、これをしゅっとふきかけてなでなでしてもらうのが、ぼく、好きなんです。
高湿度が続くこの時期は、熱中症にもダブルで注意が必要です。
東京の7月の湿度は81〜87%の範囲で推移します。湿度が高いと、ぼくたちのハアハア呼吸では熱を逃しにくくなります。気温が高くなくても、湿度が高い日は体に熱がこもりやすいんです。
雷雨のあとは気温が少し下がるように感じますが、湿度はむしろ上がることがあります。「涼しくなったからお散歩に行こう」と思っても、湿度が高い日はいつもよりも体への負担が大きいので、お散歩の時間と距離を短めにしてあげてください。
雷の日は、ぼくも正直こわいです。でも、家族がそばにいてくれると、少しずつ落ち着いてきます。「大丈夫」って言葉より、そっとそばにいてくれることが、ぼくにはいちばんのお守りです。
大きい音が続く日々ですが、ぼくも家族も、しっかりやりすごしています。みなさんのしっぽの家族も、あたたかく守ってあげてください。
🐾 ダンテ店長(イヌマルシェ)より愛をこめて 🐾